(image Credit : JAXA)
JAXA(宇宙航空研究開発機構)が2007年9月14日に月探査の目的で打ち上げた探査機SELENE、通称”かぐや”が2009年6月11日午前3時25分任務を終えて月面に衝突。かぐやは文字通り月に帰った。
この制御落下により月面には深さおよそ1メートル、直径10メートル程度のクレーターが出来た。
かぐやは、2機の子衛星を放出しそれぞれ違う軌道で月の観測を行っていたが、すでに今年2月、そのうちの1台であるリレー衛星「おきな」は月面に落下、もう一台のVRAD衛星「おうな」は当面月の軌道を周回することになる。
JAXAのSELENEプロジェクトマネージャ佐々木氏は「ほぼ狙い通りに落下させる事ができた」と発表し、「最初は拍手がおこったが、少し時間が経つとちょっと寂しい気持ちもする」とコメントした。
かぐやは、打ち上げ前に”セレーネ「月に願いを」キャンペーン”を行い、41万人からメッセージ(名前入り)を募集し、メッセージが印字されたシートと共に打ち上げられた。予定されていた制御落下で、そのメッセージが月に残るというもので、メッセージの中には「月へ旅行し名前のシールを記念に持ち帰るぞ」などのメッセージもあった。
>>かぐや(SELENE)
http://www.kaguya.jaxa.jp/index_j.htm
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