宇宙で太陽光による発電を行い、このエネルギーを地上で利用する宇宙太陽光発電。日本政府は宇宙航空研究開発機構(JAXA)とともに2030年の実用化を目標に掲げ、研究、開発を進めているが、この実証実験を三菱電機、IHIなどが参加する財団法人無人宇宙実験システム研究開発機構(USEF)と三菱重工業が受託したという。
宇宙で太陽による発電後、地上への送電方法はマイクロ波またはレーザー光といわれている。
しかし、この仕組みに対して、ヨーロッパはフランスで「送電から受電までの間にある物質には影響がないのか」「大気やオゾン層への影響はどうなのか」といった環境破壊への懸念を示すコメントが見られる。
また一方、新技術によって、地球への負担が軽減されるのではないかという意見や開発に積極的な日本の技術者を応援しているといったような期待をしている声も寄せられている。
(image credit :JAXA)